ラバテ・プリミティーヴォ・マテーラ DOP − ディターラント社
南イタリアのバジリカータ州は起伏の激しい地形で沿岸も山がちな内陸部も典型的な地中海気候で暑く乾燥している。この地にディターラント社がバジリカータ州ならではのブドウ品種(グレコ、プリミティーヴォ等)を栽培している。ディターラント社はイタリアの中でも最も小さいバジリカータ州を深く愛しその土地ならではの農作物を生産。家族経営でありながら自国のみならず世界に発信している会社である。
ラバテ・プリミティーヴォで使われたブドウ品種は主にプリミティーヴォ です。
カリフォルニア大学ディビス校の研究により、プリミティーヴォとジンファンデルは同じDNAを持つ品種であると確定された。ヨーロッパ連邦はジンファンデルとプリミティ―ヴォという同一品種を、エチケッタにどちらの名前で名乗っても良いとしている。過去には補助品種と見なされていたが、今ではインターナショナルな舞台でスター的な存在となった。
生産地:マテーラ県、バジリカータ州
ヴィンテージ: 2019
ブドウ品種:プリミティーヴォ 90%、メルロー10%
タイプ:赤ワイン、ステンレス、辛口
熟成:6ヶ月ステンレスタンク
アルコール度:14%
マテ―ラ丘陵収穫の最高品質のブドウを厳正に醸造。濃い色と、赤や黒色の果実の強い香りが特徴。プラム、チョコレートのようなトーンも放ち複雑性があり、柔らか、からみつくような、アルコール感。
マリアージュは、グリルした赤肉、シチュー、野ウサギや野鳥。馬のブラチョーラ(炭火やフライパンで焼いた)ソースのストラッシナート(オレキエッテの一種で通常のよりも大きめ、卵を使用していない生パスタ)と絶好の相性。